私たちの法人について
阪神福祉事業団は、阪神間6市1町(尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町)が一体となって、地域住民の福祉の増進を図ることを目的として昭和39年に設立されました。
当事業団は、ノーマライゼーションの理念に基づき、利用者一人ひとりを見つめた、潤いのある生活と環境づくりに努め、地域社会へ積極的に参加し、ともに歩める開かれた施設づくりを目指すことを基本として、福祉型障害児入所施設・障害者支援施設・救護施設・特別養護老人ホーム・老人デイサービスセンター及び診療所を経営しています。
ごあいさつ
阪神福祉事業団の始まり
阪神福祉事業団は、昭和39年に阪神6市1町(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町)の地域住民の福祉の増進を図るため、6市1町が共同で運営する社会福祉事業団として設立されました。
以来、本事業団は、福祉型障害児入所施設「ななくさ学園」、救護施設「ななくさ厚生院」、障害者支援施設「ななくさ育成園」、「ななくさ新生園」、「ななくさ清光園」、特別養護老人ホーム「ななくさ白寿荘」の6施設と診療所を設置・運営し、6市1町地域住民のみなさまからは「ななくさ」という愛称で呼んでいただき、地域に根付いた施設としてご利用いただいております。
「ななくさ」に込められた想い
各施設の「ななくさ」という名称は、当事業団の設置主体である7つの自治体を表すとともに、「春の七草のように夢多く幸あれかし」という願いが込められており、利用者の皆さまが「ななくさ」と出会うことで、夢と希望を持って生き生きとした人生を過ごせるように、地域、家庭環境の変化などにより、多様化する福祉ニーズにも柔軟に応えるサービスの提供に日々取り組んでおります。
地域の皆さまとともに歩む
本事業団で働く職員におきましては、事業団の運営理念・倫理綱領・行動規範が記載された「職員必携」を常に携帯し、あらゆる場面において自身の支援を振り返り、「質の高い福祉サービスを通して地域社会に貢献する」、「利用者一人ひとりの幸せの実現と心豊かな共生社会を目指していく」、「優れた福祉人材を育成する」という事業団の使命を実践すべく、目的意識を皆で共有し、努力を重ねております。
昭和39年の法人設立以来、阪神6市1町関係者、地域の皆さま方とともに、歩んできた当事業団でございますが、今後とも複雑化する地域社会のニーズに即応できる社会福祉法人であり続けるよう、職員とともに努力を重ねていく所存でございます。
最後に、地域の皆さまの本事業団へのますますのご協力、ご支援を心からお願い申し上げます。
理事長 友保 雅博
概要
設置主体 | 社会福祉法人 阪神福祉事業団 |
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経営主体 | 社会福祉法人 阪神福祉事業団 |
評議員・役員構成 |
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敷地面積 |
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建物面積 |
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沿革
1964年(S39)12月09日
社会福祉法人阪神福祉事業団設立認可
1965年(S40)12月01日
知的障害児施設ななくさ学園を開設
1968年(S43)07月10日
救護施設ななくさ厚生院を開設
1970年(S45)04月01日
知的障害者更生施設ななくさ育成園を開設
1975年(S50)04月01日
特別養護老人ホームななくさ白寿荘を開設
1983年(S58)10月01日
阪神福祉センター診療所及び給食センターを開設
1987年(S62)04月01日
特別養護老人ホームななくさ白寿荘に認知症高齢者専用特別介護棟を開設
1992年(H04)04月01日
特別養護老人ホームななくさ白寿荘・認知症高齢者専用特別介護棟を増設
1992年(H04)04月01日
ななくさ白寿荘デイケアセンターを開設
1993年(H05)04月01日
知的障害者更生施設ななくさ新生園を開設
1998年(H10)10月01日
知的障害者地域生活援助事業(グループホーム)・なずなの家を開設(2016.3.31廃止)
2002年(H14)04月01日
知的障害者更生施設ななくさ清光園を開設
2010年(H22)04月01日
知的障害児施設ななくさ学園を田近野町へ移転・改築
2019年(R01)10月15日
障害者支援施設ななくさ育成園を宝塚市東洋町へ移転・改築
運営理念
利用者一人ひとりを見すえた、きめの細かい支援と潤いのある生活環境づくりに努め、すべての人が障害の有無や程度を問わず、生き生きと暮らすことのできる、心豊かな共生社会をめざしていくことを目標に運営理念を定めます。
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01.阪神6市1町と協調し、常に広域事業の特性を生かした積極的な事業運営を展開します。
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02.利用者が個人として尊重され、常に利用者の立場に立った支援を基本とし、生活の質の向上と自立に必要な援助を行ないます。
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03.地域社会との結びつきを深め、開かれた福祉サービスの提供を積極的に推進し、地域と一体になった施設づくりをめざします。
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04.知識、技術に加えて、豊かな人間性を養い、福祉の心をもった優れた人材の育成を図ります。
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05.利用者によりよい福祉サービスを提供するため、将来的展望に立った効率的な施設運営により、先駆的な施設づくりをめざします。
シンボルマークについて
現在まさに伸びようとする新芽をイメージに託しました。
阪神福祉事業団が運営する各施設の頭にすべて「ななくさ」と名をつけているのは、6市1町の7つを象徴するとともに春の七草のように「利用者に夢多く幸あれかし」という願望がこめられています。